描述
黒キ妖精と手下ノ女シリーズ
白いケモノと漆黒の刃~飯砂利 あむ~
街を襲う謎の敵達と交戦中の のめちゃん達!そんな中あむはチロリーナ(あむが連れている魔獣)と共に敵を追って大きな屋敷に飛び込んで行ってしまった!
のめ『お姉ちゃん!あむがッ!こっちは私とアンヘルで大丈夫だから!あむの所に…!』
黒き妖精『あむのやつ!離れるなって言ったのに…わかった!こっちは頼んだぞ!』
のめ『うん!任せて!』
バーン!
妖精『あむーっ!』
あむ『しょりぁああ!しゃーおっ!』
スパーンッ!
あむ『討ち取ったり〜!あっ!お姉ちゃん!』
妖精『…!もう全部倒したのか!?お前張り切るのはいいけど勝手に離れるなって言っただろ!』
あむ『ご…ごめんなしゃい…チロもいるから平気かなって…』
ドッガーン!!
のめ『あむーっ!』
あむ『あっ!のめちゃん!(か…壁ぶち破ってきた…汗)』
のめ『あぁ!あむ…チロも…無事だったのね…もう!無茶しないでって言ったでしょ!あぁ…ケガしてるじゃない!もぉ!ぐすん…うっうっ…』
あむ『ごめんね…擦り傷だから平気だよ…心配かけてごめん…泣かないで…』
妖精『外の敵も片付いたか、まぁ全員無事だったから良しとするか』
あむ『ねぇお姉ちゃん…戦ってる最中にあっちの高そうな銅像真っ二つにしちゃった…』
妖精『気にするな、この屋敷の主は私が昔世話してやった知人だし命も助かったんだ(壁にデカイ穴あけてるし…)』
あむ『でもこの剣…刃こぼれひとつしてないね…』
妖精『ああ、それは刃をバティム(剣に宿る精霊、黒き妖精が召喚した)が再生してるんだ』
あむ『ふぇ!?ありがとうバチム♡チロもがんばったね♡』
のめ『それよりお姉ちゃん!早くあむの傷に鱗粉を…!』
妖精『わかったわかった!そんな泣くなって…擦り傷だってば〜ほら、あむ!チチンプイプイ〜♪』
妖精『よし!みんながんばったから帰ったらご馳走作ってやるからな』
あむ『やった〜!!』
妖精『のめも元気出せ、あむもピンピンしてるから、な?』
のめ『ぐすん…うん…あむ大丈夫ね?痛い所ないわね?…あら?あむ!太ももの裏にキズがあるわ!お姉ちゃん鱗粉をーッ!うわーん!(涙』
あむ『え?あっ!しょれはこないだ虫に刺されて自分でかきむしっちゃったとこ』
妖精『はは…どっちも世話がやけるわぁ…』